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吹けよ風呼べよ嵐 one of these days/Pink Floyd [ピンクフロイド]



英国ピンク・フロイドの1971年、アルバム「おせっかい」(Meddle)の、衝撃の!冒頭1曲目のインストナンバー。

70年代後半から、日本のクリエイションの「スピニングトーホールド」を、全日本プロレスがドリー・ファンクJr.テリー・ファンクの入場曲のテーマに使用してから、有名レスラーの入場曲に洋楽を使用する大ブームが起こったので、ロックにあまり興味のない方でも、あの!アブドーラ・ザ・ブッチャーのテーマ曲として有名でしたので、聴き覚えがある事でしょう。

全体にインストですが、一カ所だけ肉声で途中聴かれる叫び声「One of these days, I'm going to cut you into little pieces(いつの日か、お前を細切れにしてやる)」はニック・メイスンの声で、不気味さを出す為に、テープの回転数を遅くした声で収録されてますね。

同年8月には初来日し、音楽フェスティバル「箱根アフロディーテ」(10代だった若き高中正義氏が、成毛滋氏のバンドで参加してます)で日本の音楽シーンに衝撃を与え、70年代初頭、ピンクフロイドという看板、名前はある種、日本において「何かが海の向こうで起きてるぜ」という空気のニューロック時代、洋楽ロック、洋楽バンドのその「何か」を起こしてた、注目度の高いバンドでした。

1970年に発表された前作「原子心母」が、初の全英1位アルバムに輝き、この「おせっかい」が3位、そして1973年に発表され、売れに売れた「狂気」が全英では2位でしたが、アメリカで初の!1位を獲得、75年の「炎〜あなたがここにいてほしい」は、遂に全米全英1位を獲得。

77年の「アニマルズ」も全英2位全米3位、79年の「ザ・ウォール」も全米3位全米1位、ピンクフロイドはロックの大巨人になったわけですが、案外、日本では70年前後のニューロック時代の方がピンク・フロイドは若者に盛り上がってたのではなかったかな?、なんてリアルタイム実感があります。

一部のロックファン達には、圧倒的な人気が70年代後半にもありましたが、バブルに向って一直線、空前のディスコブームに浮かれ気分の日本と、鉄の女サッチャー首相の経済改革が成功するまで、失業者続出、それこそ「大学は出たけれど」的な未曾有の大不況だった(だからパンクロックが生まれてる)、ピンクフロイドの英国では、若者、大衆に温度差があったような記憶があります。


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